外分泌腺 の変更点
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
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''外分泌腺''とは、[[腺]]のうち、[[外分泌]]をする腺、つまり、体外あるいは体外と直接つながっている場所(つまり、体外に近い意味を持っている場所、口の中(=[[口腔]])をはじめとする[[消化管]]の内側など)に分泌する腺。 |3|2|||c |>|~言語|~表記|~発音、読み方| |日本語|医学|外分泌腺|がいぶんぴ-せん、がいぶんぴつ-せん| |>|英語|exocrine gland|''エ''クソクライン・グ''ラ''ンド| #clear 体外や体外とつながっている場所は、[[皮膚]](の[[表皮]])や[[粘膜]](の[[上皮]])などといった、体外と体内との境界をつくる層で、しっかりとふさがれている。その場所の体外の側に何かを分泌するには、外分泌腺は、境界の層の体外側に直接面しているか、あるいは、体内側から体外側へとつながる管を使って[[分泌物]]を送り出すか、のどちらかである。そういう管のことを[[導管]]という。 たとえば、[[気管]]の中に[[粘液]]を分泌するのは外分泌腺だが、気管では、気管の粘膜の上皮に[[粘液]]を分泌する[[細胞]](=[[杯細胞]])がたくさん混在している。これが粘膜の上皮の中にある外分泌腺で、一方、粘膜の近くには[[気管腺]]があり、分泌された粘液は気管腺の導管を通って分泌される。 たとえば、[[気管]]の中に[[粘液]]を分泌するのは外分泌腺だが、気管では、気管の粘膜の上皮に[[粘液]]を分泌する[[細胞]](=[[杯細胞]])がたくさん混在している。これが粘膜の上皮の中にある外分泌腺で、一方、粘膜のすぐ外側には[[気管腺]]があり、分泌された粘液は気管腺の導管を通って気管の中に分泌される。 #br #clear > カテゴリー: [[腺>category/腺]] | [[分泌>category/分泌]] | [[細胞活動>category/細胞活動]]