外腹斜筋 の変更点
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
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''外腹斜筋''とは、おなかのかべ([[腹壁]])にある[[筋肉>筋]]([[腹壁筋]]、一般にいう[[腹筋]])のうち、わき腹([[側腹部]])にある何層かの筋のうちの一番外側にある筋のこと。外腹斜筋は、側腹部の上部、脇の下の近くからはじまり、腹部前面から[[鼠径部]]、腰骨(腸骨)のあたりまで広い部分へ向けて斜めに走る筋。 ''外腹斜筋''とは、おなかのかべ([[腹壁]])にある[[筋肉>筋]]([[腹壁筋]]、一般にいう[[腹筋]])のうち、わき腹([[側腹部]])にある何層かの筋のうちの一番表面側にある筋のこと。外腹斜筋は、[[側腹部]]の上部、わきの下の近くからはじまり、腹部前面から[[鼠径部]]、腰骨(腸骨)のあたりまで広い部分へ向けて斜めに走る筋。 |3|2|||c |>|~言語|~表記|~発音、読み方| |日本語|医学|外腹斜筋 |がいふくしゃきん | |>|英語|abdominal external oblique (muscle) |アブ''ド''ミナル・エクス''タ''ーナル・オブ''リ''ーク(・''マ''ッスル)| |~|~|external oblique (muscle) |エクス''タ''ーナル・オブ''リ''ーク(・''マ''ッスル)| |日本語|医学|外腹斜筋 * |がいふくしゃきん | |>|英語|abdominal external oblique (muscle) * |アブ''ド''ミナル・エクス''タ''ーナル・オブ''リ''ーク(・''マ''ッスル)| |~|~|external oblique (muscle) * |エクス''タ''ーナル・オブ''リ''ーク(・''マ''ッスル)| |>|ラテン語|musculus obliquus externus abdominis |ムスクルス・オブリクース・エクステルヌス・アブドミニス| | * | 名前は、腹部を斜めに走ること(斜、oblique)、一番表層(外層)にあること(外、external) から来ている |f | ※ 名前は、腹部を斜めに走ること(斜、oblique)、一番外層にあること(外、external) から来ている |f おなかのかべ([[腹壁]])の側面([[側腹壁]])から前面にかけての[[腹壁筋]]を[[側腹筋]](群)という。側腹筋群には[[皮膚]]に近い側から順に、外腹斜筋、[[内腹斜筋]]、[[腹横筋]]がある。 外腹斜筋の[[起始]]は、[[肋骨]]の下半分(第5肋骨以下、第12肋骨まで)で、そこから前下方に向かって斜めに走る。[[停止]]は 下の1~3 までの幅広い部分。 + [[腹直筋]]をつつむ[[腱膜]]である[[腹直筋鞘]]、 + 1の外側の[[鼠径靱帯]]([[恥骨結合]]から[[上前腸骨棘]])まで)、 + 2のさらに外側で、[[腸骨]](いわゆる腰骨)の上縁([[上前腸骨棘]]から[[腸骨稜]]まで) おなかのかべ([[腹壁]])の側面([[側腹壁]])から前面にかけての[[腹壁筋]]を[[側腹筋]](群)という言い方もあるが、側腹筋群には[[皮膚]]に近い側から順に、外腹斜筋、[[内腹斜筋]]、[[腹横筋]]がある。 外腹斜筋の[[起始]]は、[[肋骨]]の下半分(第5肋骨以下、第12肋骨まで)で、そこから[[前下方]]に向かって斜めに走る。[[停止]]は 1〜3 までの幅広い部位になる。 + [[腹直筋]]をつつむ[[腱膜]]である[[腹直筋鞘]]になる部分と、 + もう少し外側へと進み、[[下肢]]の付け根の[[鼠径部]]([[恥骨結合]]から[[上前腸骨棘]])にいって[[鼠径靱帯]]になる部分、 + さらに外側へと走り、[[腸骨]](いわゆる腰骨)の上縁([[上前腸骨棘]]から[[腸骨稜]]にかけて)につく部分 がある。 働きは、他の[[腹壁筋]]とともに、[[腹腔]](おなかの内臓のある空間)の中にある[[内臓]]を守り、[[排便]]などのとき、おなかに力を入れて、腹腔の容積を減らし、便を押し出すのに働く。また、体を前や横に曲げたり、ひねったりといった動作や、腹式呼吸時の呼気や歌を歌うときにも働く。 > カテゴリー: [[運動器系>category/運動器系]] | [[筋系>category/筋系]] | [[筋>category/筋]] | [[腹部>category/腹部]]