立毛筋 の変更点

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 

 ''立毛筋''とは、[[皮膚]]にあるごく小さい[[筋]]で、[[毛]]を逆立てる働きのある筋。毛の[[毛根部]]を包む[[毛包]]に斜めに付属している。立毛筋が収縮すると、毛包ごと、毛の向きが変え、毛が逆立つ。また、毛包が皮膚から少し盛り上がることになるので、「[[鳥肌]]」(サブいぼ)の状態をつくる。
 ''立毛筋''とは、[[皮膚]]にあるごく小さい[[筋]]で、[[毛]]を逆立てる働きのある筋。毛の[[毛根部]]を包む[[毛包]]に斜めに付属している。立毛筋が収縮すると、毛包ごと、毛の向きが変わり、毛が逆立つ。また、毛包が皮膚から少し盛り上がることになるので、「[[鳥肌]]」(サブいぼ)の状態をつくる。

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|>|~言語|~表記|~発音、読み方|
|日本語|医学|[[立毛筋]]|りつもうきん|
|>|英語|arrector pili muscle|ア''レ''クター・''パ''イライ・''マ''ッスル|
|>|ラテン語|musculus arrector pili|ムスクルス・アレクトル・ピリ|



 立毛筋は[[平滑筋]]で、[[自律神経>自律神経系]]の[[交感神経]]の[[支配]]を受ける。寒いときに立毛筋が収縮すると、[[体毛]]のある動物では[[毛]]の隙間の空気の層が厚くなるので保温効果がアップして暖かい。体毛のほとんどないヒトではその効果はない。



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