ルーメン
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
ルーメンはいくつかの異なった意味で使われる。
目次 |
空洞を表すルーメン †
ルーメンとは、内腔または管腔を意味するラテン語。「内側の空洞」を指す一般的な用語で、管状あるいは袋状をしている構造について、内側の空洞の部分のこと。
もとになったラテン語の lumen は、「明かり」や「明かり取り用の窓」、「開口部」などの意味。光束の単位のルーメン lumen も同じラテン語に由来する用語。
カテゴリー: 形
光の量の単位のルーメン †
ルーメンとは、ランプなどから出される光の量(光束)の単位。内腔の意味のルーメンと同じラテン語に由来する用語。
用語 | 表記 | 発音、読み方 | |
---|---|---|---|
日本語 | 一般 | ルーメン | ルーメン |
英語・ラテン語 | lumen | ルーメン |
胃のルーメン †
ルーメンとは、牛などの反芻動物の第一胃のこと。のどの意味のラテン語 rumen から。
用語 | 表記 | 発音、読み方 | |
---|---|---|---|
日本語 | 一般 | 第一胃 | だいいちい |
ルーメン | ルーメン | ||
ラテン語 | rumen | ルーメン |