顕微鏡
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
マイクロスコープでこの項目を参照しています
顕微鏡とは、肉眼では観察しにくい小さなものを拡大して観察する装置。ふつう何枚かのレンズが組み合わされてできていて、顕微「鏡」とはいうが、鏡が使われているとは限らないのは、望遠鏡と同じ。
拡大する方法などによって色々な種類がある。見たいものに光(可視光線)を当てて観察するふつうの顕微鏡は光学顕微鏡。見たいものをあらかじめ薄切りにして光が通りやすくしておき(薄切)、それを透き通ってきた光をみるタイプがよく使われる。見たいものがほとんど透明な場合、薬品などで色を着け、構造の違いを分かりやすくしておく。これを染色という。
他に、電子顕微鏡もある。
1、2枚のレンズを使う拡大倍率の低いものを拡大鏡という。虫眼鏡(むしメガネ)は大抵レンズが一枚。
カテゴリー: 材料と方法