紡錐形 のバックアップ(No.1)
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
紡錐形とは、糸をつむぐ「紡錘」のような形の意味。解剖学では、紡錐形をしたものに「~紡錘」という名前が付けられていることがある。例:筋紡錘。
言語 | 表記 | 発音、読み方 | |
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日本語 | 医学 | 紡錘形 | ぼうすいけい |
英語 | 形容 | spindle-shaped | スピンドゥル-シェイプト |
fusiform | フュズィフォーム |
紡錘
解剖学で 紡錘とは、紡錘形をしたものに付ける名前。紡錘形とは、細長い棒状で、真ん中が太く両端が細い形。たとえば、イルカやマグロの体型が紡錘形。
言語 | 表記 | 発音、読み方 | |
---|---|---|---|
日本語 | 医学 | 紡錘 | ぼうすい |
英語 | spindle | スピンドゥル |
紡錘のことを紡錐とは書かない。錘と錐は違う形を表す字で、錘は中央が太くて両側が細くなっている「紡錘形」なのに対し、錐は一方向が細くとがって反対側が太くなっている「円錐形」を指す(錐体を参照)。
写真:糸をつむいでいる人。左手には、まだ糸になっていない繊維、右手につむがれた糸が巻き付いている紡錘を持っている。エジプト、2012年*1 |
紡錘のもとの意味は、羊毛などのかたまりから、より合わせて糸をつくる(つむぐ)ときに使う道具で、昔の言葉で「つむ」ともいう。糸をひっぱりながら、ねじりを加え、できた糸を巻いておくのに使う細長い糸巻き。実は、紡錘そのものは紡錘形をしておらず、糸が巻かれると紡錘形にみえるようになる。
カテゴリー: 形
*1 Source :Man of Egypt using a drop spindle, Authoer: Peter van der Sluijs. Reproduced. Permission: GFDL, CC-BY-SA-3.0,2.5,2.0,1.0. この画像は GFDL、クリエイティブ・コモンズ 表示-継承 3.0 非移植、2.5 一般、2.0 一般 または1.0 一般 ライセンスに従って再利用可能です