杯細胞 のバックアップ(No.2)
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
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- 1 (2011-06-11 (土) 15:38:19)
- 2 (2011-06-11 (土) 17:10:34)
- 3 (2019-04-11 (木) 14:17:55)
- 4 (2019-04-11 (木) 14:19:55)
杯細胞とは、上皮内に単独で存在する粘液分泌細胞。
上皮は消化管や気道の内側の表面など、体の表面を覆っている細胞層で、上皮細胞がびっしり並んでできている。ふつうの上皮細胞の中に、粘液を分泌する上皮細胞が点在する場所がある。上皮の断面をみる標本では粘液分泌細胞の形が、核のある下のほうが細く、細胞内に粘液のつまった上のほうがふくらむ特徴的な「さかずき」またはゴブレット(水を入れる大きなグラス)の形にみえる。こういう粘液分泌細胞を杯細胞という。
ゴブレット細胞(goblet cell)。