腎細管 のバックアップ(No.3)
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
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- 1 (2010-02-11 (木) 22:33:40)
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- 3 (2012-01-04 (水) 18:54:35)
詳細は尿細管の項目にあります
腎細管とは、腎臓の中に無数にある細い管のこと。医学・解剖学では使わない言葉で、かわりに 尿細管または細尿管と呼ぶ。血液から濾過された最初の尿(原尿)は、尿細管の中を通過する間に、体に必要な物質が再吸収され、濃縮されて尿になる。尿細管は腎小体から始まり、最後は集合管から腎杯に流れ込むまでを指す。その間はいくつかの部分に分けることができる。腎小体につながる最初の部分が近位尿細管、ヘンレのループ(中間尿細管)を経て、その後が遠位尿細管になり、これがたくさん合流して集合管になる。これらの細い管をすべて含む言い方。
言語 | 表記 | 発音、読み方 | |
---|---|---|---|
日本語 | 医学 | 尿細管 | にょうさいかん |
細尿管 | さいにょうかん | ||
一般 | 腎細管* | じんさいかん | |
英語 | uriniferous tubule** | ユーリニフェラス・テュービュール | |
renal tubule** | リーナル・テュービュール |
* renal tubule の訳語に相当するが、なぜか医学や解剖学の専門用語としては使われない ** tubule は、管 tube に 小さいことを示す -le が付いたもの。~細管、~小管と訳される |