ルーメン のバックアップ(No.4)

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 

ルーメンはいくつかの異なった意味で使われる。

目次
 

空洞を表すルーメン

詳細は、内腔管腔の項目にあります

 ルーメンとは、内腔または管腔を意味するラテン語。「内側の空洞」を指す一般的な用語で、管状あるいは袋状をしている構造について、内側の空洞の部分のこと。

用語表記発音、読み方
日本語医学内腔ないくう
管腔かんくう
ルーメンルーメン
英語・ラテン語lumenーメン
英語形容luminalミナル

 もとになったラテン語の lumen は、「明かり」や「明かり取り用の窓」、「開口部」などの意味。光束の単位のルーメン lumen も同じラテン語に由来する用語。

カテゴリー: 一般構造 |

 

光の量の単位のルーメン

 ルーメンとは、ランプなどから出される光の量(光束)の単位。内腔の意味のルーメンと同じラテン語に由来する用語。

用語表記発音、読み方
日本語一般ルーメンルーメン
英語・ラテン語lumenーメン

胃のルーメン

 ルーメンとは、牛などの反芻動物の第一胃のこと。のどの意味のラテン語 rumen から。

用語表記発音、読み方
日本語一般第一胃だいいちい
ルーメンルーメン
ラテン語rumenーメン

カテゴリー: 消化器系 | 消化管 | | 器官

 
 

<ご注意> 『1年生の解剖学辞典』は、解剖学を学んでいる人によって書かれているはずですが、間違いがあるかもしれません。内容はかならず教科書その他で確認してください。また間違いをみつけたら「編集」から直していただくか、「ノート」にコメントを残していただけるとうれしいです。
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