杯細胞 のバックアップソース(No.2)
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
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- 1 (2011-06-11 (土) 15:38:19)
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''杯細胞''とは、[[上皮]]内に単独で存在する[[粘液分泌細胞]]。 [[上皮]]は[[消化管]]や[[気道]]の内側の表面など、体の表面を覆っている[[細胞]]層で、[[上皮細胞]]がびっしり並んでできている。ふつうの上皮細胞の中に、[[粘液]]を分泌する上皮細胞が点在する場所がある。上皮の断面をみる標本では粘液分泌細胞の形が、[[核]]のある下のほうが細く、細胞内に[[粘液]]のつまった上のほうがふくらむ特徴的な「さかずき」またはゴブレット(水を入れる大きなグラス)の形にみえる。こういう粘液分泌細胞を杯細胞という。 [[ゴブレット細胞]](goblet cell)。