柔毛 のバックアップ(No.1)

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 

構造についての詳細は、絨毛または腸絨毛の項目にあります

 柔毛とは、または柔突起とは、医学関係の分野では、絨毛と呼ぶ。絨毯(じゅうたん)のように細かい毛のようなものがびっしり並んで生えているのでこう呼ぶ。体内では、小腸の内側の表面(食べ物と接する側)にある腸絨毛が代表的なので、柔毛、柔突起といえば、腸絨毛のことを指すことが多い。

言語表記発音、読み方
日本語医学絨毛じゅうもう
一般柔毛じゅうもう
柔突起じゅうとっき
英語・ラテン語複数villi (*1)(英語読み)ヴィライ
(ラテン語読み)ウィリ

*1  villi は複数形で、単数形は villus ヴィラス。絨毛は常にたくさん並んでいるので、単数形はあまり使わない

 絨毛のことを、柔毛、柔突起などと呼ぶのは、size(24){絨};の字が難しいので、一般向きの文ではこれを避けてsize(24){柔};を使うことにすることがあるため。

 小腸腸絨毛以外では、胎盤絨毛膜絨毛がある。

 

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<ご注意> 『1年生の解剖学辞典』は、解剖学を学んでいる人によって書かれているはずですが、間違いがあるかもしれません。内容はかならず教科書その他で確認してください。また間違いをみつけたら「編集」から直していただくか、「ノート」にコメントを残していただけるとうれしいです。
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