椎間孔 のバックアップ(No.2)

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 

 椎間孔とは、たくさん積み重なっている背骨(椎骨)の継ぎ目ごとの左右にある穴のことで、脊髄神経が出てくる穴。

 椎間孔はに開いている穴ではなく、骨の間にあるすき間が広がって穴のようになっている。脊柱をつくっている椎骨を側面から見ると、その上縁と下縁には、半円形にくぼんだところ(上椎切痕下椎切痕)があり、このくぼみが上下に合わさることで丸い穴となる。

 椎間孔は、脊髄のある脊柱管椎骨の外側をつなぐ穴。脊柱管は椎骨の椎孔が上下につらなってできている。椎孔の周りを囲んでいるのは椎弓上椎切痕下椎切痕は椎弓の付け根にある。

 
 

<ご注意> 『1年生の解剖学辞典』は、解剖学を学んでいる人によって書かれているはずですが、間違いがあるかもしれません。内容はかならず教科書その他で確認してください。また間違いをみつけたら「編集」から直していただくか、「ノート」にコメントを残していただけるとうれしいです。
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