瞳孔散大筋 のバックアップの現在との差分(No.2)
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
- バックアップ一覧
- 差分 を表示
- ソース を表示
- バックアップ を表示
- 瞳孔散大筋 へ行く。
- 1 (2014-01-10 (金) 16:08:28)
- 2 (2018-01-10 (水) 21:55:15)
- 追加された行はこの色です。
- 削除された行はこの色です。
''瞳孔散大筋''とは、[[眼球]]の[[瞳孔]](虹彩に囲まれた穴の部分)を広げる働きのある筋で、瞳孔の周囲の[[虹彩]]にある。[[平滑筋]]で、[[自律神経]]の[[交感神経]]の[[支配]]を受ける。[[拮抗筋]]は[[瞳孔活躍筋]]。 #author("2019-04-17T11:37:11+09:00","","") ''瞳孔散大筋''とは、暗いところで[[眼球]]の[[瞳孔]]([[虹彩]]に囲まれた穴の部分)を広げ、眼球の中に入る光の量を増やし、ものがより明るく見えるのを助ける働きのある筋。瞳孔の周囲の[[虹彩]]にある。[[平滑筋]]で、[[自律神経]]の[[交感神経]]の[[支配]]を受ける。[[拮抗筋]]は[[瞳孔括約筋]]。 |>|~言語|~表記|~発音、読み方| |日本語|医学|[[瞳孔散大筋]]|どうこうさんだいきん| |>|英語|dilator pupillae (muscle)|ディ''レイ''ター・ピューピリ―(・マッスル)| |~|~|dilator muscle of pupil |ディ''レイ''ター・''マッ''スル・オブ・''ピュ''ーピル | |>|ラテン語|musculus dilator pupillae, &br; m. sphincter pupillae|ムスクルス・ディラトール・プピラエ| |>|ラテン語|musculus dilator pupillae &br; m. dilator pupillae |ムスクルス・ディラトール・プピラエ| 瞳孔散大筋は、[[虹彩]]の後縁には虹彩上皮があるが、瞳孔散大筋は、これにぴったり沿うように薄く伸び広がっている。筋線維は瞳孔の中心から周囲に向かうように放射線状に配列する。瞳孔散大筋が収縮すると、瞳孔散大筋が虹彩を外側に引っ張る形になり、瞳孔が大きくなる。 [[虹彩]]の後縁([[眼球]]の奥側の表面)には[[虹彩上皮]]があるが、瞳孔散大筋は、これにぴったり沿うように薄く伸び広がっている。瞳孔散大筋の[[筋線維]]は瞳孔の中心から周囲に向かうように、虹彩の中で放射状に配列している。瞳孔散大筋が収縮すると、虹彩が瞳孔散大筋によって外側(眼球の周囲の方向)に引っ張る形になり、瞳孔が大きくなる。 瞳孔散大筋は[[平滑筋]]で、[[交感神経]]によって調節される。 // この自律性(交感性)の線維は、脊髄(胸髄・腰髄)から出て交感神経幹で中継された神経の一部である。 瞳孔散大筋は[[平滑筋]]で、[[交感神経]]によって調節される。今見ているものが暗すぎて見にくいとき、[[自律神経]]により瞳孔散大筋が収縮し、[[瞳孔]]を通って[[眼球]]内に入る光の量を増やす。これは暗い時に起こるので、暗いときに瞳孔は開く。 今見ているものが暗すぎて見にくいとき、[[自律神経]]により瞳孔散大筋が収縮し、瞳孔を通って眼球内に入る光の量を増やす。これは暗い時に起こるので、暗いときに瞳孔は開く。 > カテゴリー: [[感覚器>category/感覚器]] | [[眼>category/眼]] | [[平滑筋>category/平滑筋]]