神経細胞体 のバックアップ(No.1)

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 

核周部細胞体でこの項目を参照しています

 神経細胞体とは、細胞体あるいは核周部とも呼ばれ、神経細胞神経線維(や樹状突起)ではない部分、細胞質がある部分を指すことば。

言語表記発音、読み方
日本語医学神経細胞体しんけいさいぼうたい
細胞体 (*1)さいぼうたい
核周部 (*1)かくしゅうぶ
英語nerve cell bodyーヴ・ル・ディ
cell body (*1)ル・ディ
ラテン語・英語soma (*1,2)ーマ
perikaryon (*1,3)リカリオン

*1  「神経~」や"nerve ~" がつかない用語は、神経細胞以外で長い突起を伸ばしている細胞にも使う。細胞体を参照。 ~~ *2  soma はもともとギリシャ語で体の意味。生殖細胞以外の体全体の組織、器官のことをさすのにも使われる ~~*3  核周部の訳語。peri- は「~の周り」、karyo- は「核の~」

 神経細胞には、長い神経線維や樹状突起がでているが、これを除けば細胞のようすはそれ以外の普通の細胞とあまりかわりがない。この核や細胞質がある部分を、神経線維などから区別するために、こう呼ぶ。

 

カテゴリー: 神経系 | 細胞内構造 | 神経組織

 
 

<ご注意> 『1年生の解剖学辞典』は、解剖学を学んでいる人によって書かれているはずですが、間違いがあるかもしれません。内容はかならず教科書その他で確認してください。また間違いをみつけたら「編集」から直していただくか、「ノート」にコメントを残していただけるとうれしいです。
 どのページにでも自由にリンクしてください。でも、このサイトの文を他の場所に転載(コピー・ペースト)しないでください(コピーした内容に間違いがあったとき、その間違いはその後このサイト上では誰かに修正されるかもしれませんが、あなたがコピーした先では間違ったまま残ってしまいます)。