結腸ひも のバックアップ差分(No.2)

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 

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 ''結腸ひも''とは、[[結腸]]のまわりを縦(長軸方向)に走る3本のひも状の盛り上がり。[[筋肉>筋]]でできている。

 [[結腸]]の壁をつくる2層の[[平滑筋層]]のうち、外側にある[[縦走筋層]]によってできている。
 [[結腸]]の壁をつくる2層の[[平滑筋層]]のうち、外側にある[[縦走筋層]]によってできている。[[消化管]]の大部分では、壁に2層の[[平滑筋層]]([[内輪走筋]]、[[外縦走筋]])がある。[[小腸]]などでは2層とも腸を完全に取り巻いているが、[[結腸]]では外側(腸の周囲に近い側)の[[縦走筋]]が腸のまわりを完全に取り巻かず、3ヶ所だけに集まる。これが結腸ひもである。結腸ひものないところでは、外縦走筋は全くないか、あってもわずかである。

 3本の結腸ひもには、[[横行結腸]]でのつく場所により名前がついている。[[間膜ひも]]は後面の[[横行結腸間膜]]のところに、[[大網ひも]]は前面の[[大網]]のところ、[[自由ひも]]は下面の何もないところにある。

 
 

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