腹筋 のバックアップの現在との差分(No.1)

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 

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> 詳細は、[[腹壁筋]]の項目にあります
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 ''腹筋''とは、ふつう、おなかのかべ([[腹壁]])にある[[筋肉>筋]]をまとめて呼ぶときの通称。この意味では[[腹壁筋]]というと正確。おなかの表面に近いところにあることから、[[浅腹筋]]とも呼ぶことがある。

|>|~言語|~表記|~発音、読み方|
|日本語|医学|[[腹壁筋]]|ふくへききん|
|~|~|[[浅腹筋]] (*1)|せんふっきん|
|~|一般|[[腹筋]]|ふっきん|
|>|英語|abdominal muscles|アブ''ド''ミナル・''マ''ッスルズ|
> *1  浅腹筋に対し、腹部の深い(というか背中側に近い)ところにある[[腸腰筋]]などを[[深腹筋]]とも呼ぶことがある。深腹筋は「腹筋」にはあまり含めない
|日本語|医学|[[腹壁筋]](群) |ふくへききん(ぐん) |
|~|~|[[浅腹筋]](群)* |せんふっきん(ぐん) &br; せんふくきん(ぐん) |
|~|一般|[[腹筋]](群) |ふっきん(ぐん) |
|英語|複数扱い|abdominal muscles|アブ''ド''ミナル・''マ''ッスルズ|


| * |  浅腹筋に対し、腹部の深い(というか背中側に近い)ところにある[[腸腰筋]]などを[[深腹筋]](または[[後腹筋]])とも呼ぶことがある。深腹筋は「腹筋」にはあまり含めない |f



 [[腹腔]](おなかの内臓のある空間)の中にある[[内臓]]を守り、[[排便]]などのとき、おなかに力を入れて、腹腔の容積を減らし、便を押し出すのに働く。また、体を前や横に曲げたり、ひねったりといった動作のときに働く。

 おなかのかべ(腹壁)の前面(前腹壁)に[[腹直筋]]、側面(側腹壁)から前面にかけて[[外腹斜筋]]、[[内腹斜筋]]、[[腹横筋]]などがある。
 おなかのかべ(腹壁)の前面([[前腹壁]])にあるのを[[前腹筋]](群)、側面([[側腹壁]])から前面にかけてあるのを[[側腹筋]](群)という言い方もある。前腹筋(群)には[[腹直筋]]などが、側腹筋(群)には[[外腹斜筋]]、[[内腹斜筋]]、[[腹横筋]]などがある。

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> カテゴリー: [[運動器系>category/運動器系]] | [[筋系>category/筋系]] | [[筋>category/筋]] | [[腹部>category/腹部]] | [[解剖学用語でない>category/解剖学用語でない]]

 
 

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