足指 のバックアップ(No.3)
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
趾でこの項目を参照しています
構造については、指の項目にあります
足指とは、または足の指とは、または趾とは、足の指のこと。もちろん、「指」といえば足の指も含まれるが、「足指」は手の指を含めたくないときに、足の指だけを明確に示す意味がある。もともと「指」という言葉は、手の指だけをさす言葉だというので、足の指だけを区別するときには、この言葉を使う。逆に、手の指だけをさすことをはっきりさせたいときには、手指を使うこともある。
* そくし、あしゆび、どちらでも読む。「足指」単独では「あしゆび」、熟語の一部になったときは「そくし」と読んだりすることもある ** 足の指をしめす本来の字は、「趾」(あしゆび、シ)1文字だが、常用漢字外なので「足指」で代用することが多い。趾は、一般的な使い方では、「あし」と読み、足(足首から先全部)の意味になることもあるので注意(その場合に足の指をさすときには「趾指」(あしゆび)) *** toe は足の指1本1本でなくて、足のつま先全体を指す場合もあるので注意 † digit は手足の指両方を指すので、足だけを指すには、of foot をつける | |||
言語 | 表記 | 発音、読み方 | |
---|---|---|---|
日本語 | 医学 | 足指 | あしゆび、そくし* |
趾** | あしゆび、し | ||
一般 | 足の指 | あしのゆび | |
英語 | toe*** | トウ | |
digit of foot† | ディズィット・オブ・フット | ||
ラテン語 | digitus pedis | ディギトゥス・ぺディス |