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内転 の変更点

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　''内転''とは、関節などの運動の向きについての用語。ある関節が動くとき、関節の先の部分が、「運動の基準となる構造」に近づくような運動の向きのこと。[[上肢]]、[[下肢]]やその[[指]]などで考えることができる。対義語は[[外転]]。

|>|~言語|~表記|~発音、読み方|
|日本語|医学|内転|ないてん|
|>|英語|adduction* |ア''ダ''クション|

| * | 　adduction の一般的な意味は「引用」、「引っ張ってくる」こと |f

| * adduction の一般的な意味は「引用」、「引っ張ってくる」こと。 |f



　関節に主に内転の動きをさせる筋を、[[内転筋]]と呼ぶことがある。




* 内転の例 [#w11274fb]

** 上肢の[[肩]]の[[関節]]や[[手首]]の関節、下肢の[[股]]の関節や[[足首]]の関節 [#b2b424ea]

　基準となるのは、体の左右の中心（[[正中]])。その運動によってその関節から先の部分が、体の左右の中心線に近づく向きに動く運動のこと。例）立っていて、休めの姿勢から気をつけの姿勢になるとき、あし（下肢）を閉じる運動は、両あしを体の中心に近づける運動なので、股関節の内転である。

** [[手]]や[[足]]の指の根元の関節 [#s32f4d0d]

　その運動によって、その指が「手や足の正中」に近づくような向き、つまり、開いていた指を閉じる方向の運動のこと。つまり、親指と小指では、内転の向きは反対になる。手指の運動の基準は中指（第3指）、足指では第2指（足のひとさし指）。



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