腺 の変更点
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
#author("2025-02-04T13:01:35+09:00","","") > [[分泌腺]]でこの項目を参照しています ''腺''とは、[[細胞]]や細胞のかたまり([[組織]]、[[器官]]など)からその外側に、細胞がつくりだしたり溜め込んだりした物質を放出するようになっている構造のこと。このことをその物質を[[分泌]]する、という。 |>|~言語 |~表記 |~発音、読み方 | |日本語 |医学|[[腺]] |せん | |~|~|[[分泌腺]]* |ぶんぴつせん、ぶんぴせん | |~|~|[[分泌腺]] * |ぶんぴつせん、ぶんぴせん | |>|英語 |gland |グ''ラ''ンド | | * | 分泌する構造のことを腺と呼ぶので、分泌腺では意味がダブっているともいえる |f [[細胞]]の外に[[分泌]]したものがその場で固まって、その場所の構成成分([[細胞外基質]]など)になる場合には、腺とはいわない。分泌したものが水溶液だったり、水やそのほかのものに溶けて流れていく場合にいう。 腺はたいていは[[上皮]]または上皮性の細胞からできている。腺を作っている上皮を、腺上皮と呼ぶ。 腺はたいていは[[上皮]]または上皮性の細胞からできている。腺を作っている上皮を、[[腺上皮]]と呼ぶ。 ** 大きな腺と小さな腺 [#qfd16e54] 大きなものでは、たとえば[[膵臓]]。長さ15cm以上もあって、[[膵液]]をつくる。膵液は膵臓の[[細胞]]が作り出し、その周りに放出されると、長い[[導管]]である[[膵管]]を通って[[十二指腸]]に流れ込む。 小さなものでは、[[腸]]の壁の内側の[[上皮]]には一定の間隔で、腸の内側に[[粘液]]を出す[[細胞]]、[[杯細胞]]がぽつぽつと並んでいるが、これは1個の細胞で1つの腺を作っていると考えることができる。[[導管]]はなく、細胞が直接腸の内側に面しているだけのシンプルな腺。 ** 外分泌腺と内分泌腺 [#re7b0cb0] 分泌したものがそのあとどうなるかによって2種類に分けられる。その腺から専用の管(=[[導管]])を通って、体の外側や体の外側とつながっている場所に流れ出すことを[[外分泌]]という。そういう腺を[[外分泌腺]]という。[[汗]]、[[涙]]や[[消化液]]を分泌する腺がこれ。 腺から分泌したものが管の中に流れ込んだり、体の外側に出たりしないで、[[細胞]]のいる場所のすき間に溶け出していったり、さらには[[血液]]中に流れ出して、[[血管]]を通って全身に流れていく。こういう方式を[[内分泌]]、そういう腺を[[内分泌腺]]という。[[ホルモン]]や[[サイトカイン]]、[[成長因子]]などといった物質はこの方式で体の中に放出される。 > カテゴリー: [[腺>category/腺]] | [[分泌>category/分泌]] | [[ホルモン>category/ホルモン]]