シルヴィウス水道
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
詳細は中脳水道の項目にあります
シルヴィウス水道とは、中脳水道の別名。脳の中にある空洞、つまり脳室の部分の名前で、中脳の内部を貫通する部分。
言語 | 表記 | 発音、読み方 | |
---|---|---|---|
日本語 | 医学 | 中脳水道 | ちゅうのうすいどう |
シルヴィウス水道* | シルヴィウスすいどう | ||
英語 | cerebral aqueduct** | セレブラル・アクィダクト | |
sylvian aqueduct*,** | スィルヴィアン・アクィダクト | ||
ラテン語 | aqueductus cerebri | アクエドゥクトゥス・ケレブリ | |
aqueductus sylvii | アクエドゥクトゥス・スィルウィイ |
* | シルヴィウスは、15~16世紀のフランスの解剖学者のヤコブス・シルウィウス(ラテン語名、本名はジャック・デュボア)から。sylvian はその形容詞。もとは人名だが一般名詞化したので最初のsも小文字でよい。シルヴィウス溝のシルヴィウスは、17世紀のオランダの内科医、脳研究者のフランシスクス・シルウィウス(ラテン語名、本名はフランツ・ド ル ボエ)。こちらのほうが有名か |
** | aqueduct は昔の水道用の送水路から |