足首
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
足首とは、すね(=下腿)の下の端、足との間にあるくるぶしの周辺部のこと。くるぶしの位置はちょうど、下腿と足の間の関節(=足関節)のある場所。後ろ側にはアキレス腱がある。
言語 | 表記 | 発音、読み方 | |
---|---|---|---|
日本語 | 一般 | 足首 | あしくび |
英語 | ankle | アンクル |
一般的な用法では、「足首」が指す場所は、使い方によって変わる。
- すね(=下腿)のうち、くるぶしに近づいて細くなった場所を指す場合(例:「足首ダイエット」とは、ふつう、「下腿の下のほう」(ふくらはぎよりも下)を細くしようとすること)
- くるぶしの周辺部、足関節を指す場合(「足首を回す運動」といえば、足関節の運動のこと)
- 足のうち、くるぶしに近い場所にある、足根骨のある場所を指す場合(例:「足首を捻挫する」というのは足関節や足根骨をつなぐ靱帯が損傷したりすること)