遠心性
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
遠心性とは、何かの中心となる場所に対して、「中心から遠ざかる方向」を指す言葉。末梢神経の情報が伝わる向きが、中枢神経(脳や脊髄など)から体の各部位に向かう向きであることを指すのによく使う言葉。対義語は求心性。
言語 | 表記 | 発音、読み方 | |
---|---|---|---|
日本語 | 医学 | 遠心性 | えんしんせい |
英語 | 形容 | efferent * | エフェレント |
* | efferent は、場合によって似ている違う言葉にも訳される。例:輸出(血液などが流れ出していく向きであることを示す) |
遠心性の使われる用語 †
遠心性神経、遠心性線維など。もしある神経線維が遠心性なら、たいていの場合、その神経線維は、運動性でもある。
カテゴリー: 方向