椎間円板 のバックアップ(No.1)
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
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椎間板でこの項目を参照しています
椎間円板とは、または椎間板とは、1つ1つの椎骨どうしの間にはさまっていて、クッションの働きをする円板状の構造。軟骨などからできている。椎骨と椎間円板がたくさん交互に積み重なって、背骨(=脊柱)をつくっている。
言語 | 表記 | 発音、読み方 | |
---|---|---|---|
日本語 | 医学 | 椎間円板 | ついかんえんばん |
日本語 | 医学 | 椎間板 | ついかんばん |
英語 | intervertebral disk | インターヴァーテブラル・ディスク | |
ラテン語 | discus intervertebralis | ディスクス・インテルウェルテブラリス |
椎骨の椎体という円形の部分の間にはさまっており、椎体と同じまるい輪郭をしている。背の低い円柱状で、ダルマ落としの駒、あるいは大判焼きのような形をしている。椎間円板の外側をつくっているのは、線維軟骨という種類の軟骨で、その内側には髄核というゼリー状の部分がある。このため、椎間円板は弾力性があり、体を回したり、ねじったり、どちらかに曲げたり、といった脊柱の動きに応じて形を変えたり、ジャンプ→着地などのように脊柱に縦方向の力がかかるときには、その衝撃を吸収する働きがある。