骸骨 のバックアップ(No.2)

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 

目次
 

白骨死体のこと

 骸骨とは、白骨死体白骨化した死体のこと。死後、時間がたった死体でが腐敗したりして落ちたあと、だけになった体のこと。はじめは、骨どうしは生きていたとき同様に、関節を介して靱帯などで連結されたままになっている。さらに時間がたつと、骨よりも分解されやすい軟骨や靱帯が失われるので、骨がばらばらになっていく。

* 骸骨の「骸」だけで「むくろ」と読み、死体の意味
** body だけで死体の意味
言語表記発音、読み方
日本語一般骸骨*がいこつ
白骨死体はっこつしたい
英語skeletonized corpseルトナイズド・ープス
skeletonized body**ルトナイズド・ディ
skeletonルトン

骨格のこと

解剖学用語では、骨格の項目に相当します

 骸骨とは、(白骨死体で見られるような)体の中に入っているままに連結された、一つづきの骨、つまり骨格のこと。

* skeleton は、俗に、表面を覆う材質が透明~半透明で、内部の骨組みなどが透けてみえる構造のことを指すようになった
言語表記発音、読み方
日本語医学骨格こっかく
一般骸骨がいこつ
英語skeleton*ルトン

カテゴリー: 骨格系 | 運動器系 | 解剖学用語でない

 
 

<ご注意> 『1年生の解剖学辞典』は、解剖学を学んでいる人によって書かれているはずですが、間違いがあるかもしれません。内容はかならず教科書その他で確認してください。また間違いをみつけたら「編集」から直していただくか、「ノート」にコメントを残していただけるとうれしいです。
 どのページにでも自由にリンクしてください。でも、このサイトの文を他の場所に転載(コピー・ペースト)しないでください(コピーした内容に間違いがあったとき、その間違いはその後このサイト上では誰かに修正されるかもしれませんが、あなたがコピーした先では間違ったまま残ってしまいます)。