微柔毛 のバックアップ(No.3)
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
- バックアップ一覧
- 差分 を表示
- 現在との差分 を表示
- ソース を表示
- 微柔毛 へ行く。
- 1 (2009-11-03 (火) 22:34:24)
- 2 (2011-11-04 (金) 00:16:37)
- 3 (2011-11-04 (金) 00:16:37)
詳細は微絨毛の項目にあります
微柔毛とは、微絨毛の「絨」の字が難しいために、「柔」に置き換えた用語。解剖学では使わない。細胞の表面に生えている細い突起の一種のこと。ふつうたくさん集まって毛のように生えていて、細胞の表面積を広げるのに役立つと考えられている。線毛(繊毛)とはちがって、波打つように動くことはできない。
言語 | 表記 | 発音、読み方 | |
---|---|---|---|
日本語 | 医学 | 微絨毛* | びじゅうもう |
一般 | 微柔毛*,** | ||
英語・ラテン語 | 単数 | microvillus*** | (英語読み)マイクロヴィラス (ラテン語読み)ミクロウィルス |
複数 | microvilli*** | (英語読み)マイクロヴィライ (ラテン語読み)ミクロウィリ |
* | 微絨毛の「絨」は、絨毯(じゅうたん)の「絨」で、絨毯のように毛がびっしりと生えそろっている様子を表す言葉。ただ、この字が難しいことから、高校以下の教科書をはじめとして、一般に使われる言葉としては、「絨」を「柔」に置き換えて、微柔毛と書くことがある。同じような言い換えは絨毛にもある |
** | 解剖学ではこの漢字は使わない。異体字を参照 |
*** | 1つの細胞に多くの微絨毛がまとまって生えていることが多いので、ほとんどの場合、複数形を使う |