リンパ節 のバックアップ(No.1)

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 

 リンパ節とは、体内のあちこちに点在する、米粒~エンドウ豆ぐらいの大きさの器官。必ずリンパ管とつながっていて、リンパ節の内部をリンパ液が流れるようになっている。リンパ節では、異物を発見したり、処理したり、また抗体をつくるB細胞(Bリンパ球)が成熟したりする。

 全身の組織から毛細血管に戻れなかった余分な組織液リンパ管に流れていく。リンパ管は次第に合流して最後は静脈につながるが、途中で必ず1回以上のリンパ節を通る。体内でリンパ節がどこに何コあるかは大体決まっていて、場所により腋窩リンパ節浅鼠径リンパ節などとまとめて呼ぶ名前がついている。

リンパ節の構造

 
 

<ご注意> 『1年生の解剖学辞典』は、解剖学を学んでいる人によって書かれているはずですが、間違いがあるかもしれません。内容はかならず教科書その他で確認してください。また間違いをみつけたら「編集」から直していただくか、「ノート」にコメントを残していただけるとうれしいです。
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