屈筋 の変更点

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 

#author("2019-05-04T12:38:12+09:00","","")
 ''屈筋''とは、[[筋]]の働きによる筋の分類のひとつで、[[関節]]を[[屈曲]]させて、関節の両側の[[骨]]がつくる角度を小さくする作用をもつ筋のこと。「○△屈筋」のような名前になっている場合もあるが、必ずしもそうでもない。反対の作用を持つ筋([[拮抗筋]])は[[伸筋]]。

|>|~言語|~表記|~発音、読み方|
|日本語|医学|[[屈筋]] |くっきん|
|>|英語|flexor (muscle) |フ''レ''クサー(・''マ''ッスル) |

 屈筋は、おもに[[体肢]](手足)にある。厳密にいうと、[[関節]]の動きについてみたとき、[[屈曲]]の動きが定義されている関節で存在する。ひとつの筋が屈曲以外の働きをもつこともある。

** 屈筋の例 [#m29a80c2]
: [[大腰筋]] | [[腸骨筋]]とともに、[[股関節]]を[[屈曲]]させ、[[大腿]]を前方に上げる[[筋]]。
: [[腓腹筋]] | [[ヒラメ筋]]とともに、[[足]]を[[底屈]](=屈曲)させる筋。

> カテゴリー: [[運動器系>category/運動器系]] | [[筋系>category/筋系]] | [[筋>category/筋]]

 
 

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