屈筋
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
屈筋とは、筋の働きによる筋の分類のひとつで、関節を屈曲させて、関節の両側の骨がつくる角度を小さくする作用をもつ筋のこと。「○△屈筋」のような名前になっている場合もあるが、必ずしもそうでもない。反対の作用を持つ筋(拮抗筋)は伸筋。
言語 | 表記 | 発音、読み方 |
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日本語 | 医学 | 屈筋 | くっきん |
英語 | flexor (muscle) | フレクサー(・マッスル) |
屈筋は、おもに体肢(手足)にある。厳密にいうと、関節の動きについてみたとき、屈曲の動きが定義されている関節で存在する。ひとつの筋が屈曲以外の働きをもつこともある。
屈筋の例 †
- 大腰筋
- 腸骨筋とともに、股関節を屈曲させ、大腿を前方に上げる筋。
- 腓腹筋
- ヒラメ筋とともに、足を底屈(=屈曲)させる筋。
カテゴリー: 運動器系 | 筋系 | 筋
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