オートクリン
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
オートクリンとは、またはオートクラインとは、細胞から分泌された物質が、その場で同じ細胞に作用を及ぼすこと。
* | autocrineの語源は、ギリシャ語 autos 「自分自身に」と、ギリシャ語 krino 「分泌」の合成語 |
オートクリンでは、細胞外液に分泌された物質がその細胞そのものに作用する。このためには、細胞がその物質に対する受容体タンパク質をもっている必要がある。
オートクリンは、細胞から分泌された物質の作用のしかたについての言葉で、同様の性質の言葉にはパラクリンなどもある(分泌を参照)。
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