ボタロー管
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
詳細は動脈管の項目にあります
ボタロー管とは、または、ボタロ管とは、動脈管の別名。通常は、生まれる前の胎児にだけある血管(動脈)のひとつで、心臓の近くで、肺動脈と大動脈をつなぐ短い血管のこと。血液は肺動脈から大動脈に向かって流れる。生まれたあとは動脈管には血液が通らなくなり、やがて内腔がなくなり、動脈管索、別名ボタロー靭帯と呼ばれる、短いヒモ状の結合組織になる。
言語 | 表記 | 発音、読み方 | |
---|---|---|---|
日本語 | 医学 | 動脈管 | どうみゃくかん |
ボタロー管、ボタロ管 * | ボタローかん、ボタロかん | ||
英語 | arterial duct | アーティリアル・ダクト | |
Botallo duct * | ボターロー・ダクト | ||
ラテン語 | ductus arteriosus | ドゥクトゥス・アルテリオスス |