肺動脈弁
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
肺動脈弁とは、心臓にある4つの弁のうちの一つで、右心室と肺動脈との境界にある。右心室から肺動脈に送り出された血液が、右心室に逆流しないように、流れを一方通行にするはたらき。
言語 | 表記 | 発音、読み方 | |
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日本語 | 医学 | 肺動脈弁 | はいどうみゃくべん |
英語 | pulmonary valve | パルモネリー・ヴァルヴ | |
ラテン語 | valva trunci pulmonalis | ウァルア・トゥルンキ・プルモナリス |
弁の形は大動脈弁と同じで、壁の内側からのびる3枚の半月弁(袋状弁)が合わさると動脈内がふさがれる形。