雄性ホルモン
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
詳細はアンドロゲンの項目にあります
雄性ホルモンとは、または男性ホルモンとは、筋肉を発達させるなど、体を男性化する作用、精子、精液をつくるための男性生殖器系の器官を発達させる作用などがあるホルモンをまとめて呼ぶときの言い方。アンドロゲンともいう。代表的な男性ホルモンの作用を持つ物質名はテストステロン。
言語 | 表記 | 発音、読み方 | |
---|---|---|---|
日本語 | 医学 | アンドロゲン | アンドロゲン |
男性ホルモン* | だんせいホルモン | ||
雄性ホルモン* | ゆうせいホルモン | ||
英語 | androgen | アンドロジェン | |
male sex hormone | メイル・セックス・ホーモン |
* 一般的な言い方は雄性ホルモンだが、ヒトの場合は男性ホルモンを使う |
ヒトの場合は、男性ホルモン、ヒト以外動物の場合は雄性ホルモンと使い分けたりするが、単なる呼び方だけの問題で、ホルモンとしてはたらく物質が違っているわけではない。どちらもテストステロンなどのステロイドが働いているのは共通。