内腔 のバックアップ(No.1)

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 

ルーメン管腔でこの項目を参照しています

 内腔とは、「内側の空洞」を指す一般的な用語。管状あるいは袋状をしている構造について、内側の空洞の部分のこと。

用語表記発音、読み方
日本語医学内腔ないくう (*1)
管腔かんくう (*1, 2)
ルーメンルーメン (*3)
英語・ラテン語lumenーメン
英語形容luminal (*4)ミナル

*1  「腔」の漢字の読み方については、を参照
*2  管腔は、内腔と同じような意味だが、管状の構造の内腔を指す
*3  ラテン語だが、日本語の用語としても使われる。ただし、話し言葉として使われることが多い。もとになったラテン語の lumen は、「明かり」や「明かり取り用の窓」、「開口部」などの意味。光束の単位のルーメン lumen も同じラテン語に由来する用語。牛などの反芻動物の第一胃のこともルーメンというが、こちらは別のラテン語 rumen から。rumen はのどの意味。
*4  形容詞形:「内腔の~」「内腔側の~」

 などの消化管血管リンパ管膀胱など内側が空洞になっていれば、そこはみな内腔。内腔に実際に何が入っているかはものによって異なる。

 

カテゴリー: 一般構造 |

 
 

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