心血管系 のバックアップ(No.1)
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
心血管系とは、心臓と全身の血管(動脈、静脈、毛細血管)をひとつの器官系としてまとめて呼ぶときの言い方。心臓から動脈に送り出された血液が、毛細血管、静脈を通って再び心臓に戻る、ひとつづきの経路の全体を指す。
- 血管系
- 心血管系を、心臓とそれ以外の血管にわけたとき、血管だけを指してまとめて呼ぶ言い方
- 脈管系
- 心血管系には、リンパ管やその途中にあるリンパ節など(リンパ系)は含まない。それらを含むときの呼び方
- 循環系、循環器系
- 狭い意味では心血管系と同じく、心臓と血管だけを指す。広い意味で使うときは、リンパ腺やリンパ節などのリンパ系、血液をつくる造血系なども含む