絨毛 のバックアップ(No.1)
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
絨毛とは、びっしりと並んで生えている小さな突起のこと。絨毛の「絨」は、じゅうたん(絨毯)の絨で、絨毯のようにケバだったものがびっしりとならんでいるときのケバケバのイメージ。医学関係以外の分野では、柔毛、柔突起などに言い換えられることもある。
言語 | 表記 | 発音、読み方 | |
---|---|---|---|
日本語 | 医学 | 絨毛 | じゅうもう |
一般 | 柔毛 | じゅうもう | |
柔突起 | じゅうとっき | ||
英語・ラテン語 | 単数 | villus (*1) | (英語読み)ヴィラス (ラテン語読み)ウィルス |
複数 | villi | (英語読み)ヴィライ (ラテン語読み)ウィリ |
*1 絨毛は常にたくさん並んでいるので、ふつうは複数形で使う
人体の中では、小腸の内側の壁(粘膜の表面)にあるケバケバが腸絨毛(ちょうじゅうもう)、胎盤の絨毛膜(じゅうもうまく)にある絨毛膜絨毛(じゅうもうまくじゅうもう)が代表的。
カテゴリー: 一般構造 | 微細構造 | 形