肝三つ組 のバックアップ(No.1)

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 

 肝臓三つ組とは、または、門脈三つ組とは、肝臓の内部で並んで通っている胆管肝管)、肝動脈(固有肝動脈)、門脈(肝門脈)の枝分かれしたもののこと。これら3本の管は、肝臓の下面にある肝門のところから肝臓に入るが、その後、肝臓内で同じように枝分かれして細い枝となり、3本ずつのセットを保ったまま肝臓内に分布している。細く枝分かれした最後は、肝臓の構造の単位である肝小葉に到達するが、肝小葉のとなりを走るこの3本は、胆管は小葉間胆管、肝動脈は小葉間動脈、門脈は小葉間静脈と呼ばれる。

 
 

<ご注意> 『1年生の解剖学辞典』は、解剖学を学んでいる人によって書かれているはずですが、間違いがあるかもしれません。内容はかならず教科書その他で確認してください。また間違いをみつけたら「編集」から直していただくか、「ノート」にコメントを残していただけるとうれしいです。
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