肝管
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
肝管とは、胆管の一部の名前。胆管は肝臓でつくられた胆汁を十二指腸まで送る管の全体だが、そのうち肝臓を出て、胆嚢とつながる胆嚢管(胆のう管)と合流するまでの部分を肝管という。肝管と胆嚢管が合流したあと、十二指腸までの部分は総胆管という。
言語 | 表記 | 発音、読み方 | |
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日本語 | 医学 | 肝管 | かんかん |
英語 | hepatic duct | ヘパティック・ダクト | |
ラテン語 | ductus hepaticus | ドゥクトゥス・ヘパティクス |
肝管は、厳密には肝臓の右葉から出た右肝管と、左葉から出た左肝管がすぐに合流し総肝管となる。