末梢神経系 のバックアップ(No.2)
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
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- 1 (2008-10-04 (土) 11:27:01)
- 2 (2009-01-23 (金) 23:10:43)
PNSでこの項目を参照しています
末梢神経系とは、神経系の器官のうち、中枢神経系(脳と脊髄)以外の場所にあるものをまとめて呼ぶときの分け方。器官系だが、末梢神経系のほとんどは、中枢神経から出て体中を走る「神経」である。いわゆる「神経」は、神経線維が束になったもの。
末梢神経系は、いくつかの方法で分類できるが、一番わかりやすい分類は、脳とつながっている神経である脳神経と、脊髄とつながっている脊髄神経とに分ける分類。神経の働きの面からは、中枢神経系からの骨格筋の運動を制御する指令を伝える運動神経、皮膚で感知された皮膚感覚を中枢神経へと伝える体性感覚神経(体知覚神経)、意識に上ることなく体の調節を行う自律神経などが含まれる。