二重神経支配 のバックアップ(No.1)

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 

 二重神経支配とは、あるひとつのもの(筋肉内臓など)に、2つの別の神経が来ていて、その筋や内臓の持っている1つの機能が、2つの神経によって制御されていること。神経支配とは、神経が働きを制御していること。

 の場合、2つの別々の運動性神経が協力して1つの筋を収縮させるときに使う。内臓の場合は、ある内臓の働きが交感神経副交感神経とによって、逆向きに(拮抗的に)調節されているときに使う言葉。

 の二重神経支配の例は、僧帽筋副神経頚神経叢)、胸鎖乳突筋副神経頚神経叢)、深指屈筋正中神経尺骨神経)、大内転筋閉鎖神経脛骨神経)など。

 
 

<ご注意> 『1年生の解剖学辞典』は、解剖学を学んでいる人によって書かれているはずですが、間違いがあるかもしれません。内容はかならず教科書その他で確認してください。また間違いをみつけたら「編集」から直していただくか、「ノート」にコメントを残していただけるとうれしいです。
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