膜性壁 のバックアップ(No.2)

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 

 膜性壁とは、「でてきた壁」の意味で、気管の後面の壁にある軟骨がない部分のこと。

 気管は首(頸部)の前面にある管で、のどの下につながり、胸部で2本の気管支に分かれる。気管の壁にはC字型をした軟骨気管軟骨)が入っているが、後ろ側ではとぎれていて軟骨がない。この場所が膜性壁である。軟骨がないかわりにここでは平滑筋が発達する。

 
 

<ご注意> 『1年生の解剖学辞典』は、解剖学を学んでいる人によって書かれているはずですが、間違いがあるかもしれません。内容はかならず教科書その他で確認してください。また間違いをみつけたら「編集」から直していただくか、「ノート」にコメントを残していただけるとうれしいです。
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