僧帽弁

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~

左房室弁二尖弁でこの項目を参照しています

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 僧帽弁とは、心臓内にあるのひとつ。弁は血液が逆流しようとすると閉まり、正しい方向に流れようとするときに開くようになっている。僧帽弁は、左心房左心室の間にあり、心室から心房に向かって血液が戻ろうとすると閉まる逆流防止の役割がある。

言語表記発音、読み方
日本語医学僧帽弁 *そうぼうべん
左房室弁さぼうしつべん
二尖弁 **にせんべん
英語mitral valve *イトラル・ヴァルヴ
left atrioventricular valveフト・エイトゥリオ-ヴェントゥリキュラー・ヴァルヴ
bicuspid valveバイスピッド・ヴァルヴ
ラテン語valva mitralis *ウァルア・ミトゥラリス
valva atrioventricularis sinistraウァルア・アトゥリオ-ウェントゥリクラリス・スィニストゥラ
valva bicuspidalisウァルア・ビクスピダリス
* 僧帽弁の僧帽は、mitra(キリスト教の司教冠)の訳
** 二尖弁はあまり使わない
写真:式典に列席する司教(聖リボリウス祭、2005年、ドイツ、パーダーボルンにて)。司教冠の形が僧帽弁の名前の由来*1
僧帽弁の名前の由来(司教冠)

 左心房左心室との間にあるので、左房室弁という名前もある。構造は、のフタがヨットの帆のように心室側から引っ張られて支えられているタイプ(帆状弁)で、弁のフタ(弁尖)が2つにわかれている。先が2つにわかれた弁の形が、キリスト教の司教が儀式のときにかぶる帽子(司教冠)に似ていることから僧帽弁の名前がついた。

 右心房右心室との間の右房室弁)も、僧帽弁と同じく、帆のような弁だが、弁のフタが3つにわかれていて、三尖弁と呼ばれる。

カテゴリー: 循環器系 | 心血管系 | 胸部 | 心臓


*1 Source :Bischöfliche Gäste beim Liborifest in Paderborn, Auther: Karl-Michael Soemer (Soemling). Permission: Public domain(著作者により、目的、方法を問わず、あらゆる利用が認められています). Reproduced and modified.
 
 

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