頚神経
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
頸神経でこの項目を参照しています
頚神経とは、または 頸神経とは、脊髄神経31対のうち、脳に近い側の端から出る8対のこと。脊柱管から出るときに、頚椎に接する椎間孔を通る。
言語 | 表記 | 発音、読み方 | |
---|---|---|---|
日本語 | 医学 | 頚神経、頸神経 | けいしんけい |
英語 | cervical nerve(s) | サーヴィカル・ナーヴ(ス) | |
ラテン語 | 単数 | nervus cervicalis | ネルウス・ケルウィカリス |
複数 | nervi cervicales | ネルウィ・ケルウィカレス | |
略語 | C * | スィー |
* | C1~C8 のように使う |
脳に近い側から、第1頚神経〜第8頚神経という番号で呼ばれる。略称はC1~C8。前枝は、C1~C4を中心として頚神経叢を、C5~C8(および第1胸神経Th1)を中心として腕神経叢をつくる。
第1頚神経(C1)は、前枝も後枝も、皮膚に分布する枝(=皮枝)をもたない。