筋頭 のバックアップ(No.1)
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
筋頭とは、紡錘状筋(筋の形の分類で、真ん中が膨らんで、両端が細く、紡錘形をした筋)の部分の名前で、筋の両端付近の細くなって腱につながるところのうち、どちらか一方を筋頭、反対側を筋尾という。大抵は、体の中心に近い(近位)側にあるほうが筋頭、中心から離れたほうが筋尾。真ん中の太くなったところは筋腹。ひとつの筋の筋頭が2つに分かれている筋を二頭筋と呼ぶ。同様に3つに分かれていれば三頭筋、4つに分かれていれば四頭筋。五頭筋というのは、人体にはたぶんない。