中節 のバックアップ(No.2)
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
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- 1 (2008-08-23 (土) 23:00:16)
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中節とは、指の指節(=指の関節と関節の間の部分)のひとつで、指に2つある関節にはさまれた間の部分のこと。中節は、手の指(手指)と足の指(足指)で、親指以外のすべての指にある。中節には、中節骨が入っている。
* 英語では中節の中にある骨(中節骨)も、中節と同様、"middle phalanx"と呼ぶので注意 ** 指節を番号で呼ぶ呼び方もあるが、指の番号の数字と混同しやすいので避けたほうがよい *** 番号で呼ぶ呼び方では、second phalanx セカンド・ファランクスとなる。ただし、親指では second phalanx は末節を表す † 番号で呼ぶ呼び方では、phalanx secundus プファランクス・セクンドゥス(secundus;第2の)。ただし、親指では phalanx secundus は末節を表す | |||
言語 | 表記 | 発音、読み方 | |
---|---|---|---|
日本語 | 医学 | 中節 | ちゅうせつ |
英語 | middle phalanx*,**,*** | ミドル・ファランクス(フェイランクス) | |
ラテン語 | phalanx media**,† | プファランクス・メディア |
中節は親指にはない。親指以外の指では、指の途中に関節が2つ(遠位指節間関節と近位指節間関節)あるので、指節は3つあり、指の先端から順に、末節、中節、基節という名前がついている。親指では関節がひとつ(指節間関節)なので指節は2つ、それらは末節と基節と呼ぶ。