立毛筋 のバックアップ(No.2)
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
- バックアップ一覧
- 差分 を表示
- 現在との差分 を表示
- ソース を表示
- 立毛筋 へ行く。
- 1 (2010-01-26 (火) 09:43:52)
- 2 (2010-01-26 (火) 09:43:52)
- 3 (2010-01-26 (火) 09:43:52)
- 4 (2012-01-04 (水) 18:54:14)
立毛筋とは、皮膚にあるごく小さい筋で、毛を逆立てる働きのある筋。毛の毛根部を包む毛包に付属していて、立毛筋が収縮すると、毛包ごと、毛の向きが変わる。また、毛包が皮膚から少し盛り上がることになるので、「鳥肌」(サブいぼ)の状態をつくる。
立毛筋は平滑筋で、自律神経の交感神経の支配を受ける。寒いときに立毛筋が収縮すると、体毛のある動物では毛の隙間の空気の層が厚くなるので保温効果がアップして暖かい。体毛のほとんどないヒトではその効果はない。