毛包
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
毛嚢でこの項目を参照しています
毛包とは、または毛嚢とは、毛の生えている皮膚にあって、毛根(毛の根元の皮膚に埋まっている部分)を包んでいるところ。皮膚の表皮が毛を包むように落ち窪んでできていて、管状になっている。毛穴の壁。
言語 | 表記 | 発音、読み方 |
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日本語 | 医学 | 毛包 | もうほう |
毛嚢 | もうのう |
英語 | hair follicle | ヘア・フォリクル |
ラテン語 | folliculus pili | フォリクルス・ピリ |
表皮が変化してできた、細胞がびっしり配列している層を上皮性毛包と呼び、その外側にあって、真皮が変化してできた、コラーゲン線維が豊富な層を結合組織性毛包と呼ぶ。
そのほか、毛包には、脂腺(毛包腺)、アポクリン汗腺(大汗腺)などがくっついていて、皮脂やアポクリン汗腺の汗は、毛包の内側(毛根がある場所)に向かって分泌される。
カテゴリー: 外皮系 | 皮膚 | 毛
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