陰窩 のバックアップ(No.2)
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
陰窩とは、何かの表面の平らなところにある、穴やくぼみのこと。陰窩と呼ばれているものは、いろいろな場所にある。
用語 | 表記 | 発音、読み方 | |
---|---|---|---|
日本語 | 医学 | 陰窩 | いんか |
英語 | crypt* | クリプト |
* 語源はギリシャ語の kryptos クリプトス(隠されたもの の意味)から |
陰窩の例 †
- 腸陰窩
- 腸腺のこと。小腸や大腸の内側の表面(粘膜)にある無数の小さな管状のくぼみを腸陰窩(ちょういんか)という。1つ1つの腸陰窩は目では見えないぐらい小さい。別名は、腸腺、リーベルキューンの陰窩、リーベルキューン腺など。リーベルキューンは人名。
- 扁桃陰窩
- 扁桃の表面には、目で見えるぐらいの小さな穴が並んでいる。これを扁桃陰窩(へんとういんか)と呼ぶ。
カテゴリー: 一般構造 | 形