十二指腸提靭帯 のバックアップ(No.2)

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 

詳細は十二指腸提筋の項目にあります

 十二指腸提靭帯とは、小腸の途中にあって小腸を背中側の壁(後腹壁)につなぎとめている靭帯のような構造。トライツ靭帯という別名が有名。また、靭帯の結合組織平滑筋が含まれているので、十二指腸提筋トライツ筋ともいう。

言語表記発音、読み方
日本語医学十二指腸提筋じゅうにしちょうていきん
十二指腸提靭帯(十二指腸提靱帯)じゅうにしちょうていじんたい
トライツ靭帯(トライツ靱帯)トライツじんたい
トライツ筋トライツきん
英語suspensory muscle of duodenum *サスペンサリィ・マッスル・オブ・デュオデナム
suspensory ligament of duodenum **サスペンサリィ・リガメント・オブ・デュオデナム
Treitz ligament ***,†トゥライツ・リガメント
Treitz muscle ‡トゥライツ・マッスル
ラテン語musclulus suspensorius duodeni *ムスクルス・ススペンソリウス・ドゥオデニ
ligamentum suspensorium duodeni **リガメントゥム・ススペンソリウム・ドゥオデニ
* 十二指腸提筋に対応
** 十二指腸提靭帯に対応
*** トライツ靭帯に対応
 19世紀のチェコ(当時ボヘミア王国、のちオーストリア=ハンガリー帝国)の病理・解剖学者 ヴァーツラフ・トライツ(Václav Treitz)のこと
 トライツ筋に対応

カテゴリー: 消化器系 | 腹部

 
 

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