眼瞼 のバックアップ(No.2)

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 

まぶたでこの項目を参照しています

 眼瞼とは、まぶたのこと。上まぶたは上眼瞼、下まぶたが下眼瞼

 眼瞼は「目をつぶる」ときに眼球を覆うことができるように、眼球の上下の皮膚が張り出した形になっている。上眼瞼、下眼瞼の構造は似ている。顔の外側の面は普通の皮膚で、眼球に接する側の表面は粘膜になっていて、この粘膜は眼瞼の奥の方で折り返されて、「しろめ」の部分につながる。眼瞼と眼球のしろめの部分の粘膜を結膜と呼ぶ(眼瞼結膜眼球結膜)。

 眼瞼の内部にはまばたきをする眼輪筋表情筋のひとつ)と目を開き続けるために上まぶたを引っ張りあげている筋(上眼瞼挙筋)が走る。眼輪筋は眼球をかこむように円を描いて走り、上眼瞼挙筋は眼窩の上の方につながる。

 他に、特徴的な構造には、睫毛(まつ毛)、瞼板瞼板腺マイボーム腺)などがある。

 
 

<ご注意> 『1年生の解剖学辞典』は、解剖学を学んでいる人によって書かれているはずですが、間違いがあるかもしれません。内容はかならず教科書その他で確認してください。また間違いをみつけたら「編集」から直していただくか、「ノート」にコメントを残していただけるとうれしいです。
 どのページにでも自由にリンクしてください。でも、このサイトの文を他の場所に転載(コピー・ペースト)しないでください(コピーした内容に間違いがあったとき、その間違いはその後このサイト上では誰かに修正されるかもしれませんが、あなたがコピーした先では間違ったまま残ってしまいます)。