縦隔 のバックアップ(No.2)

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 

 縦隔とは、(胸部内臓が入っている)胸腔を、真ん中で2つに分けている厚い壁のような構造を指す。胸腔では、縦隔の両側には左右のがあり、縦隔の部分には心臓や太い血管気管食道などがある。

言語表記発音、読み方
日本語医学縦隔*,**じゅうかく
英語・ラテン語mediastinum(英語読み)ミディアスティナム
(ラテン語読み)メディアスティヌム
* 縦隔とは、一般には、何かを縦方向に2つの部分に区切るような壁のこと。例えば、精巣を2つに区切る仕切り構造のことは、精巣縦隔と呼ぶ。単に「縦隔」とだけ呼ぶときは、胸部の縦隔を指すことになっている、ということ。具体例は精巣縦隔
** 「縦郭」という漢字もあるようだが、医学、解剖学では使わない

カテゴリー: 一般構造 | 胸部

 
 

<ご注意> 『1年生の解剖学辞典』は、解剖学を学んでいる人によって書かれているはずですが、間違いがあるかもしれません。内容はかならず教科書その他で確認してください。また間違いをみつけたら「編集」から直していただくか、「ノート」にコメントを残していただけるとうれしいです。
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